冷たい安らぎ
このまま忘れて。
静かに吹雪の中で眠りたい。
もう何の邪魔も入らない。
あだびと
たぶんこう思うのは、意思疎通ができていないからである。
そうしたところで結果がどうなるかはまた別の話。
また、全員にそうすることは当然ない。
なぜ他人が気になるのか?
大概、不快にさせられるからだ。
雑音であり、邪魔であり、無頓着だ。
違う言葉で、同じ意味を何度も言ってる。
自分が同じように思われることも受け入れよう。
その上でどうすれば先に進めるのか。
まだ出せない答えに苛つく。
うん・・・
あそこにお化けがいたの。
小さい僕に父さんは言う。
父さんを信じれるか?
いいか、この世にはお化けでも怪物でもなんでもいる。
だけどお前にはそいつらを倒す力があるんだ。
本当だ、忘れるんじゃない。
どんなに怖くても。
そいつに遭った時はどうすればその力を引き出せるかを考えるんだ。
力はお前の中にあるんだ。
わかったな。
無言のずれ
本質の善を、誰も疑いはしない。
悪いこととは言い切れない。
ただ、目の当たりにするだろう。
それ見て気持ちは動くだろう。
自分が我慢すべきこと。
他人に我慢してもらうこと。
常識と非常識の認識。
同じものは一つも無いまま。
何も言わず時間が過ぎていくのを。
寝顔に当てると
薄い唇が大きく開き。
温かい舌が優しく絞める。
眠くて暑い夜更けには。
忘れてた疲れを取り戻すほうが。
鳴く蝉も気にせずゆっくり眠れるようになる。