Razer Nagaを買いました
こんなヤツです。

ご無沙汰しております。2009年に休止しておりまして、最近復帰しました。とはいえ、それほどINしてないので、たいしたご報告はできませんが。
で、表題の件です。私はよく入力デバイスを購入するのですが、今回また変り種を買いました。なんと17ボタンマウスです。昨年発売されたRazerのNagaです。
4亀なんかでも記事になってたと思うのですが、一部間違っているようです。例えばこんなトコ。
内蔵フラッシュメモリ:搭載(※「Razer Synapse」)
このRazer SynapseってのはRazerの上位マウスに装備されてるもので、マウスに内臓されたメモリが設定を記憶するため、キーアサインやマクロ動作を常駐ソフトなしで出来るようになるというものです。
が、どうやらNagaにはこれは実装されてないようです。実際、公式サイトにはこの記述はありませんでした。
で、そうなると気になるのはドライバがnProでブロックされるかどうかなのですが、一応キーアサインをしてみてリネで使ってみた限りでは大丈夫そうです。マクロは試していませんが、キーアサインそのものは動作します。
あと、どうも初期のドライバではNagaの最大の売りであるサイドの12個のボタンに任意のキーを割り当てられなかったらしく、ツカエネーなんて話がいくつかのサイトに載っていました。が、私が購入した時点(2月28日)では、割り当て機能があってちゃんとアサインできました。こんな感じ。

ちょうどファンクションキーと同じ数のボタンがあるので、私は全部Fキーを割り当ててます。現時点で問題なくリネで使えてます。ついに片手ですべてのファンクションキーを操作できるようになったわけですね。ズボラな私にはぴったり!これでごろ寝状態でプレイできます。
元々このキーは、キーボードの数値キーモードまたはNUMパッドモードのどちらかを切り替えて使うもので、マウスの裏側に切り替えボタンがついているのですが、どちらのモードにも任意のキーがアサインできるようです。
が、ここで注意!以下のSSを見てください。

ちょっとびっくりするようなメッセージですが、これは、リネのプレイ中に、123モードとNUMモードを切り替えた時に発生するものです。どうも切り替え信号が何かの不正ユーティリティの信号に似ているようですね。
これが発生した場合、OKを押すとゲームが強制終了(というより、出た時点で落ちている感じ)しますので、プレイ中にモード切替は使えないと考えて良いでしょう。また、こういうことを何度か繰り返すと不正ユーティリティ使用者としてマークされかねませんしね。
で、マウスの性能自体は極上なので、不満はありません。ボタンが多いので大きいんでは?と思われるかもしれませんが、実際は普通のマウスと大きさは変わりません。これまで使っていたロジクールのG9の方がはるかにゴツくてでかいぐらいです。
ただ、構造上、12個のサイドボタンはすべて親指で押すことになるのですが、これがどこまで出来るか?というのが問題になるでしょう。パッケージにはボタンに貼り付けるシリコンラバーが付属していて、任意のボタン上に出っ張りを付けることにより、認識しやすくするような工夫がなされています。が、当面は無しでやってみようかなと思います。
あと、普通のマウスと違うところといえば、ロジとかMSのマウスにあるホイールのチルト機能がありません。が、個人的にはこれは良いことだと思っています。
チルト機能があると、ホイールクリックのつもりでチルトしてしまうことがあります。もちろん逆もあるでしょう。ホイールの作りにもよるのですが、これまで使っていたほとんどのマウスではこれをきっちり使い分けることが出来るものはありませんでした。せいぜいロジのG9のホイールが少しマシかなーって程度。それでも重要な機能はアサインできないって感じでした。たしかチルトホイールを最初に実装したのはMSだと思うのですが、チルトならホイールクリックを無しにしてくれないと使いにくいと思うんですけどね。もっとも、ゲームとかじゃなければ、問題ないのかもしれませんが。
以前、やはりRazer系でMSとの共同開発だったHabuというマウスを使っていたのですが、こいつはドライバのインストールが大変でした。が、Nagaの方は普通にインストールすればOKです。ドライバ以外にもFirmware Updaterというものがあるのですが、こちらも使ってみた限りでは特に問題なくファームウェア更新が出来ました。
まだまだ使い込んでない状態ですが、とりあえず見た目もかっこよく、インパクトのあるスタイルなので気に入ってます。青のイルミネーションもいいですね。ボタンも光るので見やすいです。
当初の評判があまり良くなかったので、Webでは悪評ばかりが目立つのですが、今はそれほど悪くないような気がします。
12個のボタンはリネのFキーにぴったりだと思います。お勧めですよ。
Eサマでビーストファイターを使ってみる
結構いい感じですよ。

またまたご無沙汰してます。ついにUPが来ましたね~。ここしばらくまたフル課金で遊んでいるので、楽しみにしてました。
で、最初に試してみた新アイテムはハントサポートペットです。一般的には召喚職はペットと召喚が同時に使えないため、あんまり興味が無いと言われていますが、今回はちょっと違うかもしれません。
まず、今までのペットが召喚獣代わりに使えたか?というと、実際に変わりになるぐらいの戦闘能力を有しているのはBMWぐらいのもので、しかしそれも35%というかつてのOB召喚以上の経験値吸収があるという状態でした。しかも、1個1200Aのエサまで食います。
が、今回のペットは違います。Lv75までは経験値ペナが無いそうです。さらに、召喚獣同様エサも食いません。つまり、戦闘力さえ十分なら十分召喚獣代わりに使えるのではなかろうか?と思ったわけです。
で、無料サービスを利用し、さっそくビーストファイターのアミュレットと交換しました。Eサマだと相性的には攻撃型メイジの方が良いのかもしれませんが、ユニコと比較する分にはファイター型が良いと判断しました。
で、さっそくステータス比較です。両方とも、Eサマでかけられるだけのバフがかけてあります。

最近はソロ狩りにセラフィムを使っているのでセラフィムとの比較になるのですが、セラフィムより攻撃力が高く、防御、魔法防御がほんの少し落ちることがわかります。ただ、セラフィムの方がレベルが少し高いので、防御に関してはほぼ同じかもしれません。Dクリを持ってなかったので呼べなかったのですが、ほぼボクサーぐらいのステータスでしょうかね。あと、実際の狩りでは命中がちょっと悪かったですね。

で、狩りをしてみると、これが普通に使えます。戦闘に関しては召喚とほぼ同じと言って良いでしょうね。ただ、基本はペットですので、ハーブ共有は出来ません。しかしながら、これにはメリットもあります。新しく実装されたバイタルハーブを本体がフルに使えるのです。

上がバイタルハーブを拾った瞬間ですが、ハーブが効いてる間、赤いオーラが上半身から吹き出ています。私はだいたいLv4の状態で狩りを始めるとちょうど1バフでLv3に落ちるのですが、このハーブが出ると2バフ分ぐらいは持つかな?きっちり測定はできなかったのですが、かなり効果がある感じでした。
で、召喚よりも勝っているのは豊富なスキルです。
- デスブロー
最強スキルです。アゥエイカーニング後に出せる技ですが、だいたい1発で同レベルのmobを即死させられる威力がありますが、MPが一気に6割ぐらい減るので、連発は出来ません。
- ダブルアタック
通常の強打スキルって感じです。フェイタルストライクみたいなものかな。威力もそんな感じでした。
- スピンアタック
ハンマークラッシュです。威力も多分同じぐらいかな。
- メテオシャワー
多分範囲攻撃ですが、威力その他はよくわかりませんでした。エフェクトは派手ですね。
とまあ、Eサマに限らず召喚獣全部を見渡してもこれだけ豊富なスキルを持ったやつは居ないので、さすがは課金アイテム!ってところでしょうか。ひさびさにショートカットに錆リチャを入れましたよ。
あと、召喚獣に勝っているところは、召喚中にクリを消費しないことでしょうかね。エサも食べないので、ビーストSS以外の出費はありません。ただし、死んだ場合はペット同様リザってことらしいので、復活スクは絶えず持ち歩かなければなりませんが。

セラフィムとの比較では、大きな違いはバフがあることですかね。セラフィムにはT2でのUPでメイジ向けバフが追加されていますので、アキュエンパクレ付きで狩りができます。
エンパはシャックルの効きが良くなるのでいつもかけてます。特に聖者では分裂型が物理攻撃なので、こいつにシャックルをかけるとダメージががくっと減ります。
また、ギフトをかけておくと面白い速度で錆びヒールが連打できます。多少のリンクでは召喚獣が死ぬことは無いでしょう。アキュ武器が必要ないぐらいの速度なので、私の最近の武器はナックル(量産ソベック)です。命中が良いので、回避が高いmobが多い聖者でもなんとか当たります。
むしろ今ではメロウよりもセラフィムでの狩りの方が快適に感じるほどです。また、セラフィムとメロウではクリ消費、SS消費ともに大きく違いますので、コスト的にも有利です。
しかし、アデナベースのコストだと、ビーストファイターの方が有利なんですよね~。う~む。
まあ、そんなこんなでしばらく楽しめそうです。ちょっと悲しい出来事もありましたけどね・・・・それは・・・・

ひさびさの100M級ショックです・・・・・
ライフキュービックは意外にお得!!
今日はライフキュービックについて調べてみました。

昔は本体が攻撃しなければ発動しなかったライフキュービックですが、いつのまにやら使いやすくなったもんです。戦闘状態にあるだけで発動するようになりました。といってもT1の変更なので、ずっと前のことですが。
このところハーブの出ない不人気狩場でひっそりと狩っているので、どうしてもMP消費が多くなり、ライフキュービックを使う機会が多いです。最高で10秒毎に発動し、Lv4のキュービックで一発314ほどの回復量があるようです。ただし、Dクリ9個が必要になりますが。
で、迷うのは、はて?牛乳とかを使うのとどっちがお得?てなところなんですが、どっちなんでしょうね~。気になるので調べてみたってわけです。

2回ほど召喚してみて、キュービックの召喚時間15分の間にどのくらい発動するか調べてみました。方法は、錆ヒールを調節して馬のHPをだいたい6割ぐらいに維持しておき、絶えずキュービック発動条件が整っている状況にして、発動回数とその間隔を調べる、というものです。
本体レベル:67
ライフキュービックレベル:4
で、結果はこんな感じ。
1回目:18回までほぼ10秒毎に発動、その後は約70秒毎に発動。合計24回
2回目:19回までほぼ10秒毎に発動、その後は約70秒毎に発動。合計26回
錆ヒールと重なったりして、±1回ぐらいは数え間違えているかもしれません。なのでそれほど厳密なものではありませんが、、だいたいこんな感じでした。
発動間隔が長くなるまでがだいたい4-5分という感じです。そこでキューブのMPが切れるのでしょう。で、その後は回復毎にヒールがかかるという感じです。
というわけで、総発動回数はだいたい24-26回ってことがわかりました。で、これに威力314を掛けると、7536~8164となります。たしか牛乳(強化体力回復剤)は700回復だったと思うので、だいたい牛乳10-11本程度の回復量があることになりますね。
先ほどモンレで見かけた牛乳売りの価格設定は4800Aだったので、11本だと52800Aになります。一方、ライフキュービックはDクリ召喚なので9個を消費します。Dクリを400A(いつのまにか安くなったもんで・・・)とすると、3600Aです。かなり違いますね。
牛乳は割高なので、店で売っている高級体力回復剤で比較すると、ギランで一本363A、回復量は336なので、22~24本程度になります。つまり、価格換算すると7986A~8712Aとなります。これでもまだライフキュービックの方がお得ですね。
まとめると、
Lv4ライフキュービック召喚中に回復する総HPは7536-8164である。
- 召喚に必要なDクリは9個(1個400A換算で3600A)
- 牛乳換算だと10-11本(一本4800A換算で48000~53800A)
- 高級POT換算だと22-24本(一本363A換算で7986~8712A)
つまり、アデナあたりの回復量は、ライフキュービックがオ・ト・クなんですっっっ!
ただし、キュービックの回復は自動でディレイもあるため、必要な時に回復してくれるとは限りません。一方牛乳の方は好きな時に飲めますので、ここ一番の時に使えます。
しかしながら、牛乳の方は重量がある(たしか5?)ので、いくらでももてるわけでもありません。特にメイジ系は重量が厳しいです。一方Dクリは重量0なので何千個持っても平気です。この点は楽ですね。
キュービックの召喚時間は15分ですが、実際に最小間隔(約10秒)でヒールを行ってくれるのは最初の4-5分程度の間でしかありません。コストを度外視して最大効果を求めるのなら、5分くらいで再召喚した方が良いでしょう。
とはいえ、それはプレイヤーもしくは召喚獣のHPが絶えずヒールが必要な状態にあることが必要です。見ている感じだとオーバーヒールになることは無いようなので、HPがキュービックの1回の回復量以上に減っている場合に発動する仕掛けであるようです。なので、キュービックをフル回転させるのであれば、HPを絶えずある程度減っている状態に保つ必要があります。まあ、これは錆ヒールを少し加減すれば簡単ですし、ハーブが出る狩場でなければ、HPほぼ満タン状態で狩り続けることはまずありません。少なくとも15分の召喚時間内にキュービックのMPを使いきれないってことは無いでしょう。
ライフキュービックのレベルは4ぐらいで止めておく方が良いと昔から言われていました。それはおそらく、単純にヒールの威力と消費Dクリとの割合から、クリ1個あたりのヒール量がある程度のレベル以上になると下がってきてしまうためでしょう。
しかし、一概にはそうは言えない気がしてきました。キュービックにMPがあることは確かだと思いますが、Lvが上がるに従い、キュービックの総MP量も上昇する可能性があります。となると、ヒールの威力が上昇するのみならず、発動回数も増える可能性もあります。この場合、一発の威力上昇分以上に大幅に総回復量が増えることになります。こうなると、コスト的にも優位になる可能性も出てきますよね。
キュービックのMP量とかその回復量を測定する方法が無いので難しいところですが、普通の召喚獣だって育つにつれてHP/MPとかのステータスが上昇するので、可能性はあるでしょう。
というわけで、まだ少し先になるとは思いますが。SPが貯まったらしばらく止めていたライフキュービックのレベルを上げてみようかなと思っています。そうしたらまた測定してみようかな。
ちょこっと復帰
お久しぶりでございます。

この連休にちょこっと課金で復活してみました。T1開始直後に休止だったのでもうずいぶんになります。完全に浦島状態で、T2になってたのも知らなかったぐらいです。時の経つのは速いもんで・・・・
で、この際休止中にあったUPDATEをいろいろ試してみようかと。まあ、T1からのUPをほとんど知らない状態なので、続けている人にとっては何をいまさらみたいな感じだとは思いますが。
で、最初にやってみたのが変身です。とりあえずクエストを受けて、一次変身2種を覚え、それからギランで材料を探して種族特化変身のユニコーンを覚えました。Eサマでプレイするのはずいぶん久しぶりなので、このクエストは勘を取り戻すのにちょうど良かったですね。
もちろん、本体がEサマでは変身して狩りってわけにもいきませんが、これ、狩り場への移動にとても便利です。足は速いし、戦闘用武器を持って変身すればそこそこ戦えます。Eサマだと召喚なしで移動している時に何かあったら祝帰還しかありませんしね。ヒールもある(メジャーヒール並みの威力!)ので、回復も出来ますし、変身体としては一番バランスが良いかも?きっとプロフとかならかなり凶悪な変身になるんだろうなぁ。
プロフといえば、ウルフの育成をプロフでやってみました。もちろんBMWです。本当ならEサマで育成したかったのですが、Lv60のウルフがBMW進化で思いがけずLv57まで落っこちてしまったため、レベル差が開きすぎてしまいました(EサマはLv67)。というわけで、Lv62と比較的レベルが近く、補助も可能なプロフで育成することにしました。

プロフの方はマジェ重セット+タラダマ+4という装備です。BMWの方は武器防具アクセは最高装備を揃えました。この状態でフルバフにするととんでもないステータスになりました。戦闘能力なら完全に召喚獣を上回ってますね(プロフのバフがあればこそですが)。

この状態で狩りをすると、ドゥームナイトなんてガガッ!って感じで一瞬で倒れることがあります。クリなんか出ると2000超過のダメージが出ますので当然かもしれませんが。

プロフでのBMW育成の最大の問題はHP回復です。プロフの使えるヒールは一次職時代のもので、同じレベルの錆ヒールの半分も回復しません。そこで、プロフ本体とBMWでタゲを回す感じでダメージを分散させるのですが、それでもHPはかなり減ります。それをカバーするために本体とペットにヒールを使わねばならなくなるので、殲滅速度のわりにあまりテンポが良くない感じです。
錆ヒールの有用性が良くわかりますね。シリエルにしても、GHでは以前の仕様変更で段階回復になってしまったので、性能はもはや錆ヒールには遠く及びません。錆ヒールの威力は同じレベルのエルダーが習得できるメジャーヒールと同等なので、対抗できるのはこれぐらいしかありません。とはいえ、タゲいらずの錆ヒールと同等の使い勝手を実現するにはマクロでも使わなければなりませんが。しかし、プロフでの育成もこの擬似錆ヒールをマクロを使って実現しているのですが、操作によっては中断されることも多いので使い勝手はイマイチです。
T2のアップデートですが、いちばん驚いたのは活力システムです。当然ながら最初はLv4状態で狩りをしたもんでビックリするような経験値が入ってきました。が、レベルが下がるとがっくり(それでも凄く多いのですが)です。この分だと、活力レベルが高い時しか狩りをしたくない!!って人も出てくるだろうなぁと。いや、私自身がそう思ってしまいました。
この連休、Eサマで狩りをして、活力Lvが下がるとCCしてBMW育成にチェンジ、って感じでやってます。元々あんまり長時間の狩りは出来ない人なので、これは良UPですね。
さて、次は何を試してみるかな~。
薬害肝炎の表と裏
皆様、お久しぶりでございます。リネから遠ざかってはや数ヶ月です。
もはやゲームネタもありませんが、個人的興味もあり、またまた薬害ネタでも書いてみます。
興味の無い人にはぜーんぜん面白くないと思いますので、スルーして下さい。
あと、私は医者でも患者でも役人でも弁護士でも被告でも原告でも国会議員ですらありません。
無責任な第三者ですしいい加減な知識で書いていますので、内容の信憑性は補償しません。
もちろん、苦情や非難などは一切受け付けません。ん~このくらい言っておけばいいかな。
そこんとこヨロシク!←死語か?
現在薬害肝炎と呼ばれているものはC型肝炎のことです。
まあ、普通にニュースとかを見てる人はご存知だと思いますが、フィブリノゲン製剤等にC型肝炎ウィルス(以下HCV)が混入しており、それが原因でC型肝炎に感染した、というものです。
まあ、それは80年代の話で、なーんで今頃になって騒ぎ始めたかってのもちょっとナニなのですが、この事件、実は裏と表がぜんぜん違うんですよね。まあ、その辺をご紹介しようかと・・・・
まず、一般向けのマスゴミ報道では、多分こういう印象を受けるかと思います。
「HCV混入薬剤を販売した国や製薬会社の責任が問われている」
でしょ?ほとんどこういう印象を国民に与えるように報道されています。でも、実際は違うんですよ
ね。実は裁判で争われているのは、
「フィブリノゲン製剤の有効性」
なんですよ。なぜかというと実はこういうことなんです。
輸血や血液製剤で肝炎に罹患する可能性があることはもう医学の世界では60年代からの常識であり、医師も製薬会社もその危険性は熟知していました。血液製剤の場合、添付文書にもその旨、昔から書かれてあります。
つまり、元々それらを使用する治療というのは、その危険性を前提に行われたということなんです。もちろん、輸血や出血治療で血液製剤を使うというのはけっこう危険な場合なので、治療効果>>危険性という前提でやっているわけですね。
ましてや、その当時HCVは発見されていないので、献血や血液製剤原料についてもHCVのスクリーニングは不可能です。つまり、混入を防いだり、混入したウィルスを検出したりすること自体不可能であったのです。これは世界中で発生しており、防げた国はありません。
つまり、元々「過失」で発生した被害ではなく、不可抗力である、というのが一般的な見方なのです。が、これでは実際にHCVに感染してしまった人は割り切れない思いがありますよね。そこで、今回のフィブリノゲン製剤について訴えた弁護団は面白い戦略を考えました。それは、
「原告は、本来使う必要のないフィブリノゲンという薬を治療に使用され、それによって感染した」
というものです。薬というものは本来、治療における有効性と副作用などの危険性のバランスによって有用かどうかが決るものです。有効性のみという薬は存在せず、危険性のみでは薬になりません。
しかし、もし有効性<<危険性であるような薬だったら?それによって患者がなんらかの被害を受けた場合、それは承認した国の過失が成立するわけなのです。
なので、弁護団はこのフィブリノゲン製剤に関する調査を行い、USにおいてはFDAで77年に製造販売承認取り消しになっていることや、有効性に疑問があることなどの情報を集めました。そういった戦略によって、いくつかの訴訟で賠償請求を認める判決が出ているわけです。
元々、B型肝炎も含め、肝炎は輸血や血液製剤によって感染しているものが多く、フィブリノゲンによる感染例はその百分の一にもならないでしょう。他にも訴訟はあるのですが、こういう戦略が取れるケースはほとんど無く、フィブリノゲンは稀有な例と言えるでしょう。いくらなんでも輸血の有効性を否定するわけにはいきませんしね。
まあ、実際にはフィブリノゲンが販売中止になった先進国は米国だけなので、ドイツイギリスフランスなどは今でも売ってます。有効性が無いわけではなく、出血の治療法はいろいろ選択肢があるというのが実際なんですけどね。そもそも、米国でフィブリノゲンの代替とされた血液製剤も、ウィルス不活化処理はしてないので、実際米国でHCV感染が防げたわけではありません。また、少なくとも日本では出血治療においてはフィブリノゲン治療は当時のスタンダードであり、治療指針にも載ってますので、むしろこういった標準的治療を行わなかったケースの方が問題になります。実際、出産時の大量出血で無くなった妊婦の裁判では、フィブリノゲン等を用いた治療を行わなかったとして有罪になった例があるそうです。
また、この弁護団はもうひとつうまいことをやってます。それはマスゴミ誘導です。HPを見ると、あたかも、
「HCV混入薬剤を販売した国や製薬会社の責任が問われている」
ように書かれています。そう、おそらくは意図的に、本来の裁判の争点とは別に、一般大衆の同調を得やすい主張に変えているのでしょう。
そしてその狙いは当たりました。マスゴミによって扇動された国民は、あたかもHCVが過失によって混入したものと勘違いさせられてしまい、大騒ぎをして国会を揺さぶり、最後には司法判断を無視して議員立法で救済を行うことになりました。
本来、フィブリノゲンの有効性が問われたのは出産の際の出血治療等であったはずなのですが、救済案では、当該製剤を投与されてHCVに感染した人すべてになります。まあ、多少幅広くなったのは良いことなのですが、本当にそれでよい?
もちろん、救済されるのがけしからんと言うわけではありません。問題なのはこの条件で救われるのは200万人と言われているHCV感染患者のごく一部であるからです。
今回のフィブリノゲン製剤の訴訟では「線引き」が問題となりました。司法判断では、HCV混入製剤によって感染したと考えられる患者を、その販売年によって区別しようとしたのですが、原告側は、それ以前に感染したと考えられる患者も含めろという要求だったと思います。
それ以前となると血液製剤以外で感染した可能性も高いので、司法も認めなかったのですが、結局議員立法での救済案では年月による線引きは無くなりました。もちろん、これはマスゴミの扇動によって勘違い&大騒ぎした国民の後押しがあったからなのですがね。
勘違いといえば、薬害エイズの時も似たような状況がありました。これも、血液製剤でのHIVの混入は当時の科学では防ぎようがなかったのですが、最終的には国や製薬会社が責任を認めたということになっています。でも、ほとんどの人が「薬にHIVをまぜてしまってごめんなさい」ということであると勘違いしていると思いますが、これも違うんですよね。
薬害エイズも全世界で発生しており、防げた国はありません。そういった意味では製剤へのHIV混入も科学的にはほぼ不可抗力ではあるのですが、日本では重大な過失がありました。それは、
- 加熱製剤発売後も製薬会社が非加熱製剤販売を続けたこと
- 営業戦略上、加熱製剤販売よりも非加熱製剤販売を優先させたこと
- その際、非加熱製剤でも国内血由来であるので安全である(実際は輸入血漿)という虚偽の宣伝を行ったこと。
これらが刑事裁判で罪を問われ、有罪になったのです。もちろん、これが被害を拡大させたことは言うまでもなく、国の監督責任も問われ、当時の厚生省局長も有罪判決が出ているわけです。
フィブリノゲンについてはそういった不祥事も今のところは見受けられず、問題のある製剤は回収されていますので、とりあえず国や製薬会社のアクションには問題が無いように見えます。まあ、もっと早く回収できたじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、当時はHCV未発見であり、肝炎が発症しない限り因果関係がわからないという事情がありました。1-2ヶ月程度の差はしょうがないのではないかと思います。
ちなみに、HCVはHIVとは異なり、加熱製剤では不活化されません。現に80年代に肝炎感染が確認された非加熱フィブリノゲン製剤が回収された後、すぐに加熱フィブリノゲン製剤が発売されているのですが、その後もHCV感染が確認され、これも回収されています。結局HCVを不活化出来る処理は、HCVが発見された80年代末を超えて94年にならないと開発されませんでした。
マスゴミの中にもやたら非加熱非加熱という馬鹿が多いのですが、これは薬害エイズと混同しているのでしょうね。加熱すればどんなウィルスでも死ぬと思っているのでしょう。まあ、こういう知的水準ならHCV感染は防げたはずだ!!なんて思い込むのも無理は無いのですが。
どうも最近は薬害が商売になっているようです。もちろん、報道も商売ですし弁護も商売でしょう。しかし、この後どうなるでしょうかね。
今回のマスゴミ報道によって、フィブリノゲン製剤が原因であるかどうかにかかわらず、「HCV感染は国の責任」みたいな印象を一般大衆に与えてしまいました。おそらく、この成功(?)を見てどんどん訴訟が起こされることでしょう。議員立法ではたしかフィブリノゲン製剤によって感染したものは発症してなくても一千万程度もらえるそうな。
もちろん感染経路はフィブリノゲン製剤だけじゃありません。輸血も他のヒト由来の血液製剤も、医療器具の使いまわしもあります。60-70年代頃はいろいろな予防注射が義務化されていましたが、注射針の使いまわしはかなりあったようです。もちろん当時も一人一人注射針を交換すべきということになっていたはずなのですが、1日で何百人にも注射する関係上、地方によっては面倒なのか針が勿体無いと思ったのか、交換せずに射ち続けた例がかなりあるようです。
こういう時代に感染した人は、たとえフィブリノゲン製剤を投与されていたとしても本当にそれで感染したかどうかわからないのですが、多分今回の議員立法ではそれも救済されるんでしょうね。
おそらく、今後続々現れるであろうHCV感染者の多くは、なぜ感染したかわからない人がほとんどだと思います。そういう人はなーんもお金もらえないんでしょう。おんなじHCV感染者でもどえらい格差があるもんです。どうするんでしょうね?
訴訟の弁護戦略というのはあの母子殺人事件の弁護団の例を挙げるまでもなく、クライアントにとっていかに有利に運ぶかということに目的を置いているわけです。それが弁護士にとっての「正義」であるわけで・・・・まあ、今回は見事な戦略だったと思いますがね。
しかし、馬鹿なマスゴミを騙して使うのはいかがなものかと。マスゴミを騙すということは国民も騙されてしまうわけで、今回はすっかり騙されて政権まで揺さぶってしまいました。まあ、福田政権になって間もないころだったので、絶好の攻撃ネタだったんでしょうけどね。でなきゃ20年前の事件がこれほどまでクローズアップされるはずも無いでしょう。
何かが起きるとすべて「薬害エイズテンプレート」に重ねてしまうのも困ったもんです。そもそもマスゴミ自体、薬害エイズの実態を理解している人がほとんど居ないってのは今回の報道を見れば明らかです。まあ、知っててやってるとしたら、これはこれでかなり悪質なんですけどね。
薬害肝炎事件について、「許せん!!」とか言ってる人が居たら、ではどうやったら防げたと思います?と質問してみると良いでしょう。多分答えられる人は居ないと思います。まあ、輸血と血液製剤の使用を禁止にでもすれば防げたかもしれませんが、それでは多分感染者よりも死者の方が多くなってしまったのではないかと・・・・・
医者は病気を安全に治して当然、製薬会社は絶対に安全な薬を作って当然、といった風潮はなんとかならんもんでしょうかね。医学的に絶対に安全なんてことはものすごく矛盾しているわけだし、それは冷静に考えればだれでもわかる話のはずなんですが・・・・