関東の雄、桜会の会長の訃報を主人公が知る所から始まります。
桜会5人頭の一人で主人公の叔父である仲蔵叔父さんと過去の歌手との関係。
主人公が囲っている元極道の女の娘ミカ。
社会のひずみを是正しようとしている集金強盗。
育てるべきアイドルを愛したうだつの上がらないマネージャーとその元アイドル。
そして、仲蔵の弟分大曽根の一家と過去に深い関係のあった警察関係者一向。
迎えるはいつものホテルマンたち。
紅葉した木々の絨毯の中で、これだけはいつもと変わらない温泉宿で繰り広げられるドタバタ劇。
笑いあり涙ありの一泊二日の物語。
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第二巻で叔父さんの過去が明かされ、主人公の屈折した愛の形が明らかになり、
ほかの問題を抱えている宿泊客の心が癒され大団円で終わる。
自分と向き合う大切さ、男としての生き様、矜持、女の甲斐性、愛の形など、
相変わらず過剰なほどのサービスで読書後癒されること間違いなしです。
同時多発する問題に立ち向かう人々の純朴な心と行動、コトバに心を打たれます。
最近のネットはもちろんリアルでも人間関係での物足りない“何か”が全て詰っている。
コトバでは表現できない伝わらない、“心”で感じるものがある。
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過去にビデオ化、ドラマ化もしているようですし、漫画にもなっているようです。
私は活字中毒気味ですので小説を読んでいますが、興味をもたれた方は是非手にとって見てください。
極道小説っぽいですけど、なぜかその“極道さ”が面白い。
極道とは「道を極める=境地に達する」という事らしいですね。
この場合の「道」とは学問、武道、仕事、生き様を差ししめすのではないでしょうか。
ストイックに“その道”に命を賭ける。
それが不器用な人間味になり、人を感動させる事もある。
そんなコテコテな人間模様がこの本には沢山詰ってます。
さて、昼休みにでも続編を購入しにいかなくちゃ!